先日、映画化が発表された「あのこは貴族」。 原作著者は「アズミ・ハルコは行方不明」、「ここは退屈迎えに来て」でおなじみの山内マリコ氏。 山内氏の作品は、現代に生きる女性のリアルを痛いくらいにあぶりだし、数多くの女性を共感の嵐に巻き込んできました。 そんな山内氏が「あのこは貴族」で描くのは、上流階級に生きる女性。 主人公・華子の豪華絢爛すぎる生活に眩暈がしますが、どんなお嬢様であっても女性である以上、悩みの種はみな同じ。適齢期のうちに幸せな結婚がしたい。愛されたい。 果たして華子は幸せな人生を ...