廃人のような表情の凪を見て、ゴンとの交際を責める慎二。
凪はどう応えるのか？
ゴンとのこれからの関係が気になる『凪のお暇』（漫画原作）4巻のネタバレと感想を語っていきます。
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凪のお暇（漫画）あらすじとネタバレ
凪のお暇ネタバレ 19話
あくまでゴンがいいと言い張る凪。
しかし、そのためにまた”空気読む”のかと慎二は言います。
反論する凪と慎二の会話はもう、どんどん険悪になっていきます。
その時！
慎二にタックルして喧嘩を止めたのは背後から二人の様子を見ていたうららでした。
帰ってもうららは離そうとしないため、うららの母はお風呂に入っていけと勧めます。
そこで凪は気づきます。
お風呂にゆっくり入ったのもうららの顔を見るのもいつぶりだろうと。。
それ程、凪はゴンとの生活を自堕落的に過ごしていたのです。
凪はうららの母が土鍋で作ってくれた茶碗蒸しをご馳走になりながら、バイクの話で盛り上がります。
うららの母は当時の彼にバイクに乗せった事で、その開放感に感動し、翌日にはもうバイクの免許を取りに行ったそう。
自分の心がときめく方向にすぐさま行動するうららの母の考えに触発される凪でした。
部屋へ戻ろうとすると、ゴンを慕う別の彼女が部屋を間違えて入ってきました！
ゴンとの恋愛の沼にはまり、ゾンビのような彼女の顔を見て、自分も同じだと気づいた凪。
ゴンといると空気は美味しかったのですが、いない時間はまるで息が止まったような死んだ生活だったのです。
夜中、急いで自転車を買った凪は一人で海に向かいます。
凪のお暇ネタバレ 20話
走り出した凪でしたが迷子になってしまい、携帯の充電は切れ、転んで怪我をする始末。
一縷の望みをかけて明かりのついたスナックの扉を開けます。
門前払いされそうになりますが、なかなか優しい人達で傷の手当をしてくれ、凪の話を聞いてくれます。
今まで自分の意志でどこかに行きたいと思ったことがなかった凪。
青い鳥は近くにいるのはわかっているけれど、自分の足で海に行かなければならないのだと訴えます。
往年の工藤静香バリの前髪のママは、そんな心意気は嫌いじゃないと鳥丼を振る舞い背中を押してくれます。
海に辿りついて変わるんだ！、凪は再び出発しました。
凪のお暇 21話
あの海を目指して再度出発したはいいものの、また迷子になる凪。
今度は自転車がパンクしてしまいます。
漫画喫茶で時間を潰す凪でしたが、ナンパを断るにもひどく緊張してしまいます。
誰かに頼るのではなく、地に足をつけなければと凪は決意します。
再度出発して、途中、凪は”道を間違える”ことにひどく怯えていた自分に気づきました。
そうして辿りついた海。
そこはゴンと来た時のときめきで煌めいていた海ではなく、なんの変哲もない普通の海でした。
けれど自分の足で着いた海の空気は美味しいものでした。
帰り道、さっきは怖かった人が優しかったりして、道を間違えるからこそ見える景色があるのかもしれない、と思う凪。
家に着くと扇風機にただいまを言い、再出発の気持ちで食事を作り始めるのでした。
凪のお暇 22話ネタバレ
その頃、ゴンは女の子にエンピツで刺されていました (￣ロ￣lll)
ゴンと一緒にいるとダメになる。
”メンヘラ製造機”の異名を持つゴンは、また一人の女の子のメンタルを壊してしまっていたのです。
切迫詰まった女の子は、ゴンは害悪なドラッグみたいだ、だからもう断つのだと言います。
たくさんの人の心を撃ち落としても、結局は選ばれない自分にゴンは淋しさを感じていました。
凪はうららとちぎりパンを作りながら、もう青春はおしまい（ゴンとの恋愛は終わり）と告げます。
ゴンの部屋を訪ねた凪は、部屋の中に入らず玄関先で話し始めます。
ゴンはちぎりパンのように美味しいから止まらなくなる、と、ゴンと自分との恋愛を例えながら話し始めました。
よくわからないというゴンに、凪は更なる例え話に変えます。
自分がおじさんだとしたらゴンはとても魅力的な、むっちりとした生足を出していて食べたくなるような”女子中学生”なのだと力説します。
これにはゴンも、「食べたらお縄だ」と納得してくれたのでした。
しかし、凪なら（今までの付き合ってきた女性達と違って）壊れないかもしれない、と思うとトクンとゴンの胸がわずかにときめいたようです。
凪のお暇 23話ネタバレ
凪の求活友達の坂本龍子。
二人で合同説明会にでかけます。
その先で坂本は担当者にぐいぐい迫っていきます。
空回りしていることもわかっているのですが…
そんな時、坂本のゼミの先輩に会い、ぜひうちに来てくれないかと誘われて喜ぶ坂本。
そこで凪も一緒にその紹介される会社へと向かいました。
ひたすら前向きにと考えようとしていた坂本は会社の様子がどうもおかしいことに目をつぶりました。
凪は明らかにブラック企業だからやめた方がいい！と説得します。
前向きなのはいいことだけれど、自分の立ち位置を見失ってはいないか、凪の言葉が刺さる坂本。
東大出の坂本はかつて神童ともて囃されていたのですが、就職活動で躓いてしまったのです。
過去を振り返ると自分がみじめで見ていられないと泣く坂本。
話はいくらでも聞くからという真摯な凪に、後ろ向きな自分も受け入れられたら前に進めるのではないかと思う坂本でした。。
凪のお暇 ネタバレ24話
凪の夢を見て飛び起きる慎二。
凪のことを考えると、凪に対する辛辣な言葉とは裏腹に泣いてしまう慎二は、このまま凪と会わなければそれで済むと決意します。
母親から電話があった凪。
母は、祖母から受け継いだ大事なぬか床を処分することにしたと言います。
凪が受け継いでいるから大丈夫だ、と言うことで。。
それを聞いて真っ青になる凪。
実は引っ越してからぬか床を全くかまっていなかったのです。
ダメになったぬか床を前に苦悩する凪は、、一縷の望みを思い出します！
飲み会で女の子に誘われた慎二は、その女子とことに及びますが、髪の毛を撫でた瞬間、凪の髪の手触りになり愕然とします。
恐怖を覚えて帰るとそこには当の凪が待っていました。
慎二のアパートに置き忘れていたぬか床の無事に喜ぶ凪を可愛いと思う慎二でしたが、人の気も知らないでお前は鬼だと凪を追い出しました。
その後立て続けに凪の夢を見た慎二は、一生囚われるのではと頭が痛くなりながらも出勤。
しかしそんな慎二の前に、飛び切りの美女、市川円が現れます。
会社の移動でやって来た美しい同僚に心が傾く慎二でした。
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凪のお暇（漫画）の感想
ゴンにすっかり振り回されてしまった凪でしたが、うららの母親と話して、自分の足で立とうと決心します。
折々に出てくる手作りの料理に救われていく凪。食べるものの大切さに気付かされます。
ゴンとは決別した凪。慎二は凪の思い出に惑わされつつも円に心が傾いていきます。
次巻はどうなっていくのでしょうか？