「外れたみんなの頭のネジ」はコミックアプリＧＡＮＭＡにて連載中で現在8巻まで発売されています。
基本は毎話完結のショートストーリーですが、時々長編もあります。
何が常識か分からなくなる、何かおかしい少しずれた世界。
主人公・七緒ミサキとその周りの人間の間で起る、不思議なお話をお楽しみください。
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【外れたみんなの頭のネジ】8巻ネタバレとあらすじ
134話「エンドレス・ワールドエンド」
前話で未道未先を導き手とする宗教の勧誘者に、人の死が亡くなった世界について聞かれたミサキ。
学校で悩んでいると、クラスメイト達が何か怖い答えを次々と答えてくれました。
ミサキは結局、死よりもっと過酷な事を、沢山発明すると思うと言います。
死ぬより怖い事を想像しているミサキに
勧誘者は一言。
あまりに見事、それによりあなたは入信できないのです、と。。
135話「ワラシベ・カーテンコール」
以前、ミサキを虐めようとしていたクラスメイトの子のお話。
彼氏と別れ、返し忘れたCDを持っていると、それがハサミ・南京錠・小さな不気味な生物になりました。
それらで可笑しな行動をする人々の中、不気味な生物を草むらに捨てた、というお話。
136話「密なる会演」
ちょっとしたまとめの回。
ミサキとべへリン、戸田さんと淀川さんが今の状況の確認を…。
はたして、今の状況は正しいのか？
137話「ヘビカワのカラアゲ」
題名とは全く関係のない話…。
ミサキが以前の事を思い出そうとしているも…。
とても文章に表せないお話です…。
これが外れたネジなのかもしれません…。
138話「セブンス・ラストレッスン」
「外れたみんなの頭のネジ」の人気キャラ、セブンスのお話。
以前の家庭教師を拘束しているセブンス。
家庭教師を殺そうとしている理由は、家庭教師が起こした事件の被害者の少年が7歳7か月6日だったからとの事。
セブンスは凶器を構えるもそこでお話はおしまい…。
139話「カワイソオヒメ」
ミサキはある時、右手に釘付き棒切れを持つ不審者、カワイソオトメに襲われました。
ミサキの状況にカワイソオトメが泣いて許しますが、ミサキは優越感が気に入らずにカワイソオトメを論破。
襲われるも命からがら逃げ出します。
しかし、ミサキは自分のこと可哀想とは、なんと酷い言葉なのかと己のプライドを誇示するのでした。
140話「未道が死んだ！」
613事件のカギを持つ未道。
隠れている所、死亡説が世間に蔓延します。
生きている事の証明に生きている写真を公表するも、それすら信じない世間。
ちょっとこの世の中に有りそうなお話です。
141話「ヤキニク・スーサイド」
自分が所有する森が自殺の名所になってしまった人のお話。
面倒な手続きを避ける為、死体を焼こうとすると、その匂いにはまってしまいます。
その後、自殺を応援する変人へと変わってしまうのでした。。
142、143話「ヤサシキ裏ワザ」「睡・縛・動」
未道教の勧誘者が捕まったお話。
拷問かと思われたのですが、つまらないアニメを強制的に見せることによって拷問が完了…。
144話「そして7に至る系譜」
セブンスの過去が知らされるお話。
何故か父親に誘拐されたセブンス。
7に関係ないのに何か繋がる不思議なお話です。
145、146話「正体」「正常の世界、狂気の破壊」
未道が総理だったと知らされるお話。
世界を狂気にする為、総理になった未道ですがその眼には狂気は全くありません。
一体、正常とは何なのか？
147話「ゴズキモ」
「ゴロスリキモノ」のおっさんのお話。
巷で有名なゴロスリのおっさん。
その正体が衝撃…。
148話「ムキヨセノツラ」
彼氏に忘れさせない為に、文章に出来ない狂気の顔になった彼女…。
何故かハッピーエンドになるも、これも狂気の世界だからとしか思えない展開が…。
149話「その名、キラキラ光って」
「ビーストキング」と名付けられた少年の話。
未道に相談した後の行動が狂気なんです…。
はたして、未道は意図があったのか？
150話「殺したい言葉」
ミサキは「信じる」と言う言葉を極度に嫌い、哲学的な話をします。
皆が好きな「信じる」という言葉が救った数より、殺した数のほうが何倍も多いんじゃないか、と。。
しかしべへリンに注意された時の顔には、ミサキも狂気に世界の住人である事が分かるのでした。
151話「シアター三重奏」
映画を見に行ったミサキ。
子供に邪魔をされるも、その子供の真意は違いました。。。
152話「そん待ち」
自虐的な事を言って慰めてもらう そん待ちのお話し…。
この世界で「そん待ち」を行うと恐ろしい事に…。
そして最後に怖い展開が…。
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【外れたみんなの頭のネジ】8巻の感想と考察
凶器に満ちた世界の外れたネジ…。
凶器かと思えば、読むと意外に反論できない深いお話です。
全てが狂っていたら、それは常識になるのでは？と思わされもします。
613事件の謎や、魅力的なキャラクターも魅力的な所ですが、基本別々である各話の織り成す異質さも引き込まれます。
この後はどうなって行くのでしょうか、、。
私自身、かなりのホラー漫画好きですが、これほどまでに狂った恐怖の漫画は読んだことはありません。
正直、言葉（ネタバレ）では表現できない恐ろしさがあります。
巷では「読まなきゃ良かったホラー漫画」と謳われることもありますが、この『外れたみんなの頭のネジ』は、ストーリーの中に狂気と知性が融合し、更に読み進めると狂っている理由が納得出来る時があるのがすごい所です。
やはりコミックで読んでみて下さい。。↓↓↓↓↓
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