カーストヘヴン24話ネタバレと感想!布団に誘い込まれたあつむが久世の首筋を…

    カーストヘヴンのネタバレと感想

    あつむと久世が、修学旅行中に……

    修学旅行で京都を訪れた梓。

    あつむや久世と一緒の班で、少しずつ、本来もっている優しさを見せ始めていました。

    しかし一方で、正体のわからない襲撃に遭い続けます。

     

    いつ、どこで、だれが。

    そうやって気の抜けない日々に疲弊していく梓。

    そんな梓を、刈野は京都の別宅へ誘い出します。

     

    風呂に入り、食事をして、普段はしないような会話を交わす二人。

    さらに、布団の上で行為に及ぼうとする刈野を、梓はカーストを持ち出して拒もうとしました。

    しかし、「今はどーだっていいだろ」と言い放った刈野。

    梓は刈野に抱かれるうち、眠りに落ちてしまうのでした。

     

    そして翌朝。

    二人並んで旅館に帰る途中で、梓と刈野は口づけを交わします。

    お互いに素直じゃないセリフの後でしたが、それは学校では考えられないほど穏やかな時間でした。

     

     

    目 次

    カーストヘヴン24話ネタバレ

    さて、前回はこうして微笑ましく終わったわけですが、24話もなかなかにほのぼのしています。

    冒頭は、少し時を戻して、旅館で梓の不在に気が付いたあつむの言葉から。

     

    「刈野くんと梓くんがいない」

    皆が寝静まった大部屋で、寝ぼけまなこで久世に声を掛けました。

    久世は刈野が一緒なら大丈夫とあつむを安心させ、眠るように促します。

     

    隣り合った布団、久世の隣にくっついたあつむは、明日で終わる修学旅行を惜しみました。

    「こんなに楽しかった経験なんて、なかなかない」

    「久世くんとお泊りするのも初めてだし…」

     

    あつむは中学校でいい思い出がありません。

    今の学校のカーストゲームはつらいようですが、久世や梓との出会いを大切にしています。

    そんな純粋なあつむに、久世は恋人らしい言葉を掛けます。

     

    「もう少し、思い出作る?」

    そう言うと、あつむの肌に手を這わせました。

    腰から背中をくすぐられ、あつむはつい小さな声を上げます。

     

    「こんなところで…っ」

    と恥じらうあつむですが、久世の方が一枚上手で、まんまと久世の布団へ誘い込まれてしまいます。

     

    「ずっと、こうしたかった」

    久世はあつむを愛撫し始めると、深く口づけます。

    しかし、あつむがとろりとした表情を見せた時、他の生徒がトイレに起きてしまいました。

     

    「びっくりしたね。今日はもう寝ようか」

    あつむを庇うように抱きしめていた久世ですが、その首筋をあつむにぺろりと舐められます。

    僕も、今日はちょっと悪い子になろうかな

     

    久世や刈野とは違い、あつむは少し周囲を気にするタイプです。

    しかし、この時は久世を誘惑するかのように可愛い顔を見せます。

    据え膳はもちろん頂く久世は、あつむへの愛撫を再開させます。

     

    布団のなかで求め合う二人。

    久世は背後からあつむと繋がると、小柄な体をゆっくりと揺さぶりました。

    今日はゆっくりね。帰ったら激しくしてあげるから

    そう甘く囁きながら。

     

    翌朝、あつむは寝不足、しかし久世はとても上機嫌です。

    同じ班の京子に「男子はほんとやりたい放題なんだから」と小言を言われますが、あつむはなんだか嬉しそう。

    そこへ、梓の大きな声が聞こえて来ます。

     

    「だからっ、トイレだっつーの」

    おそらく、梓の外出に気が付いた教師が問い詰めたのでしょう。

    梓はトイレに行っていたと言って譲りませんが、夜から朝にかけてトイレに籠る人はそうそういませんよね。

     

    ツッコミどころ満載だぞ、梓…。

     

    対照的に、刈野はうまく言い逃れたようです。

    教師から解放された梓ですが、荷物を手渡してくれたあつむに

    「刈野くんと一晩いたの? 酷いことされなかった?」と聞かれ、

    「なんもされてねーし、してねーよ」と激高します。

    しかしその顔は真っ赤で、そばにいた久世は何かあったと感づいた様子でした。

     

     

    伏線はすでに張られていた。

    そして一行は帰途へ。

    電車の中で、あつむは修学旅行に来なかったアンジと犬飼にと買ったお土産を取り出します。

    しかしそれを、背後から刈野が取り上げます。

     

    「お揃いか。友達ごっこなんて馬鹿じゃねえの」

    そう言うと、刈野は電車からホームへとそのお土産を放り捨ててしまいました。

    あまりの仕打ちに、思わず涙ぐんでしまうあつむ。

    しかし、落ちたお土産を拾ったのがアンジと犬飼であることに気が付き、目を見開きました。

     

    そう、修学旅行に来ていない筈の二人が、ホームに立っていたのです。

    人ごみのなかでしたが、犬飼の手には、あつむたちとお揃いのキーホルダーがあります。

    二人へのお土産にと、あつむが京都で購入したものでした。

     

     

    その様子を、動き出した電車の中から見ていた梓と刈野。

    「お前が呼んだのか」と梓が尋ねると、刈野は二人を別宅に泊まらせ、途中で合流させるつもりだったことを告白します。

    それはキングとしての力を誇示する為だったと言いますが、結局刈野は二人を合流させることなく解放しました。

     

    「でも気が変わった。みんながみんな、お前みたいに図太い訳じゃねえし、死なれても困る」

    「あぁ? 逞しいの間違いだろ」

    梓はすぐに悪態をつきますが、刈野はそれを笑って受け流します。

     

    そして、少し気になることを梓に教えるのです。

    梓を襲った人間の正体が、隣のクラスのワナビーだったこと。

    「梓なら襲ってもいい」と、知らないアカウントからDMでそそのかされていたそうです。

     

    本来、カーストは各クラスに適用されているもの。

    隣のクラスの生徒が介入した理由を知り、梓は犬飼を操った謎の人物を思い浮かべます。

    「くっそ、なんで俺が…」

    なぜ自分が標的になるのか。

    心当たりのない梓は納得がいかないという表情でしたが、そこへ刈野は手を伸ばします。

     

    「お前はいるだけで目立つ。どうにかしたくなるんだよ」

    そう言って触れてくる刈野の親指を、梓は軽く噛むと、

    「そんなドクズ変態、てめえだけだろ」と刈野に返します。

    微笑む刈野でしたが、クイーンである由美に呼ばれて席へと戻りました。

     

    席に着いた刈野に、由美は真顔で告げます。

    「刈野、あんたはキングなのよ。それ、忘れてないわよね?」

    忠告のようにもとれる、セリフと表情。

    「…ああ」と答えた刈野も、何かを感じ取ったようでした。

     

    少しずつ変わっていく。

    きっと良い方に。

    そんなあつむの独白で、修学旅行は終わります。

     

    穏やかな未来を予感させてくれた最終日でしたが、どうでしょうか。

    久しぶりに登校した梓は、校内の異変を感じ取ります。

    梓を目にした生徒が、何かを恐れているような素振りを見せるのです。

     

    そうして教室に入ると、中にいた生徒が皆、敵意をむき出しにしたような目を梓に向けました。

    思わず固まってしまった梓を、あつむがこっそりと図書室へ誘導します。

    そこにいたのは巽で、「修学旅行は楽しかった?」と笑いかけます。

    しかし、「俺たちがいない間に何があった?」と問われると、目の色を変えました。

     

    「ゲームが動くぞ」

    その言葉は、何かの始まりのように、梓たちを不穏な気配へと引きずり込んだのでした。

     

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    カーストヘヴン24話の感想

    梓と刈野の変化に水を差すカーストゲーム

    今回は、あつむと久世が久しぶりにラブラブな時間を過ごしていましたね。

    カーストヘヴンではそれぞれのカップルが登場しますが、この二人も一生懸命にお互いを求めているのが伝わってきます。

     

    24話をもって修学旅行は終わってしまいましたが、最後まで刈野の優しさが際立っていました。

    口ではキングの威厳を漂わせ、意地悪に見せかけてはいるのですが、やっていることが正反対すぎて悶えそうになります。

    ちょっと違う気もしますが、ツンデレに似たものを感じますね。

     

    しかし、それぞれの意外な一面が見られた修学旅行の後だけに、巽の不穏な一言が強く印象に残りました。

    梓に危害を加えようとする謎の存在と、カーストゲームを遵守しようとする生徒たち。

    問題は何も解決されていないのだから、このままで終わるはずがなかったのです。

     

    例えばこの後何かが起こるとして、でもそれは、梓と刈野の絆を強く結びつけることになるでしょう。

    しかしそう楽観視してみても、これから梓がつらい目に遭うんじゃないかと思うと今からとても心配です。

     

    先が見たいような、見たくないような。

    とにかく、次話を待ちたいと思います。

     

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