虐殺ハッピーエンドが面白い!4巻までのネタバレと感想を語ってみる

    残虐ハッピーエンドのネタバレと感想

    最凶のパニックサスペンス漫画と言われる「虐殺ハッピーエンド」

    物語の主人公は高校生の草壁真琴です。

    ろくでもない父親と、子供を捨てて逃げた母親。
    これだけで胸が苦しくなるストーリー展開ですが、物語はもっと残酷に進んでいきます。

    重病を抱える妹・詩織は、余命が短いと医師から告げられます。
    しかし、真琴はそのたった一人の妹の命を救うために、殺人に手を染めていくのです。

    真琴は詩織の手術日まで、警察に見つからずに目的にたどり着く事が出来るのでしょうか?

    残虐極まりない殺人の先にハッピーエンドはあるのでしょうか?

     

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    目 次

    虐殺ハッピーエンドの4巻までのネタバレ

    高校生の草壁真琴は両親が離婚し、父親が働かず、妹には移植手術が必要な為バイトに明け暮れている高校生です。

    ある時、悲観にくれた真琴は神社で

    「僕と詩織(妹)に明日なんか来なければいい」

    とお願いした所、毎日時間が戻ってしまうタイムリープが起こってしまいます。

    しかし同時に移植先が見つかった詩織も同じようにタイムリープに巻き込まれ、次第に症状が悪くなっていくのです。

     

    その後、はずみで人を殺してしまったところ日付が進み、「人を殺すことで一日日付を進めることが出来る」という事に気付いた真琴。

    人を殺すことに戸惑いを覚えつつ妹の為に人を殺していくことを決意するも、中々人を殺す決断が出来ない真琴でした。

     

    そんな中クラスメートの片桐がクラスメートに脅され、暴行されているのを見つけます。

    その犯人達を人間の屑だからと殺害するも、その現場を片桐に見つかってしまいます。

    頻繁に起こる殺人事件に動き出す警察に、殺害の証拠をタイムリープを使用しつつ回避していく真琴。

    その途中、片桐に義理の父親の殺害を頼まれ、悩みつつも実行します。

     

    片桐を仲間にして、警察にアリバイを証明するも片桐の行動は暴走。

    幼馴染の弥生お姉ちゃんに危害を加えた為、真琴は片桐を殺害します。

    その後、事件を追っている九十九警部がタイムリープの謎に気づき、真琴を拘束する等の行動を起こすも、真琴はタイムリープを利用し回避します。

    その後、真琴は母親の手掛かりを探して行くと義理の妹と思われる人物と出会います。

    義理の妹と一緒に再び九十九警部に拘束され、弾みから「ループするとき接していれば一緒にタイムリープが出来、それが対象相手にその後も続く」と言うことに気づくのでした。

     

    「虐殺ハッピーエンド」のここが面白い

    妹に対する思いと殺人に対する葛藤が面白い

    真琴が殺人しないと妹が救えないとはいえ、殺人への葛藤している心理描写が共感できます。

    妹を救う為に悪人を見つけ出し殺さないといけない。
    ただ、殺そうとした人物は本当の悪人かどうかは分からないと言う。。

    更に殺人の自体への葛藤も非常に考えさせられる所です。

     何故タイムループするのか謎

    実際何故タイムループするかの原理もきっかけも分かっておらず、タイムリープになった原因も、本当に神様に願ったからとも思えない所も非常に謎です。

    登場人物の心理描写が面白い

    主人公の葛藤も良いですが、刑事や脇役サイドも心理描写が詳しく書かれており興味深いです。

    読者サイドでは分かっているのですが、九十九警部がタイムリープに気付く所など、逆の立場なら分かるのか?
    と考えてしまいますね。

     

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    「虐殺ハッピーエンド」の感想と考察

    読み終えた後、非常に胸にのしかかるのは、真琴の「妹を救うための殺人」への葛藤です。

    殺しても良い人間はいるのか?
    殺害した後の何があるのか?

    と言う心理描写も読者を引きつける所だと思います。

    また、タイムリープの原因は特に触れられておりませんが、同じ位に母親が出て行った原因も触れられておらず、母親が出て行った理由にも関係している可能性も有り、もしかすると家族との距離や時間等がタイムリープを解く方法とも考えられます。

    今後、次第にタイムリープの謎や真琴の家族について等分かってくると思いますし、何より真琴は妹を救えるのかが非常に楽しみです。
    それらも踏まえ、これからも目の離せないお勧めの漫画です。

     

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