モンキーピーク12巻ネタバレと感想!【最終回】山頂最終決戦、生き残るのは誰か?

    モンキーピークのネタバレ

    ついに山頂にたどり着いた早乙女たち。

    そこでは、最初に早乙女達を襲った猿が待っていました。

    その他にも、狂気と化した安斎や、謎の魔猿も存在し混沌とする状況。

    はたして最後に生き残るのは誰なのでしょうか?

     

     

    目 次

    モンキーピーク12巻ネタバレと感想

    山頂では初日に早乙女達を襲った猿が、火縄銃を構えていました。

    早乙女は死んだみんなの仇を打とうとするも、その前には林が手を広げて猿をかばいます。

    「責任は取る!」

    と言う林に対し、猿のやった許されない行動に怒る早乙女。

    結局、安斎と謎の魔猿と戦うために、その争いは保留ということになり、とりあえずその場は治まりました。

     

    逃げるハシゴを落としているため、ここが最後の戦場になるといった林。

    早乙女達は頂上で待つことになります。

    そこについに謎の魔猿が姿を現しました!

     

    魔猿は始めの猿を攻撃し、山頂の杭に突き刺して殺害します。

    そして銃を向けた林を見て姿を消しました。

    戦闘態勢に入る早乙女達。

    再び現れた魔猿に向かって林は銃を構えましたが、不意に林は刺されて崩れ落ちました。

    刺したのは田畑で、田畑はなんと魔猿の仲間、トオルの友達だったのです!

     

    魔猿に襲われ絶体絶命の早乙女。

    そこに銃声が響き、安斎が現れます。

     

    銃に撃たれて逃げ出す魔猿に、林が火縄銃で撃退。

    魔猿は倒れました。

    しかしその後、安斎は銃を向けて早乙女達を威嚇します。

    知らないふりをした田畑を刀で刺し、早乙女達を殺して自分の犯罪を抹消しようとしました。

    しかし、その時倒れていた魔猿の姿が消えている事に気付きます。

    焦る早乙女達。

    そこに再びその魔猿が襲ってきて、安斎を撃退します。

    早乙女はとっさに鎖を使い、魔猿の動きを止めようとしました。

    そして必死で魔猿の動きを止めるも、安斎は気絶しており魔猿のとどめがさせません。

    焦った早乙女の後ろから、なんと死んでしまったと思われていた宮田が現れ、そして2人で魔猿の動きを完全に止めることに成功しました。

    そこに佐藤が、火縄銃の火薬を使い魔猿に攻撃したのです!

     

    その結果、魔猿の頭は一部消し飛び、佐藤の右手も吹き飛びました。。

    そうして魔猿を倒すことに成功したのです。

    佐藤の止血を行いつつ、宮田になぜ生きているのかを聞くと、警察官の死体の上に落下したとの事。

     

    その後、林を介抱しようとするも、林の身体は毒によって侵されていました。

    林は早乙女達の毒の種類を伝え、自分たちが死ぬつもりだったと伝えます。

    そして早乙女に、自分たちのやった行いを伝える語り部としての役割を託し、

    「生きて」

    と言って林は息絶えたのでした。。。

     

     世界最大級の品揃え
    \Yahoo! の電子書籍・イーブックジャパン!

    ebookjapan

    PayPayボーナス還元がすごい

    無料登録はこちら

     

    その後 救助を呼ぼうとした早乙女達でしたが、トランシーバーが起き上がった安斎に奪われてしまいます。

    自分だけ生き残るつもりで勝ち誇る安斎でしたが、宮田はもう一つトランシーバーを持っており、警察に安斎の罪がばれてしまいました。

     

    それにより錯乱する安斎。

    その安斎に対し早乙女は向かって行き、最終決戦です。

    一度はぼこぼこにされた早乙女でしたが、最後はタックルで安斎と一緒に谷へ落ちていきます。

     

    落ちた先で安斎は背中にハシゴの破片が刺さり、安斎の背中から大量の血が流れ出ます。

    しかし安斎は最後の力を振り絞り、何故か遠くで逃げようとした田畑に投石をして倒したのです。

    そうして安斎は、満足気に息をひきとったのでした。。

     

    その後、山頂には救助隊が到着。

    佐藤は救助隊に毒の種類を伝え、気を失いました。

    早乙女はその光景を見て安心しています。

    そして、目をつむるとそこには父親を含めた死んで行った仲間たちの姿が…

    その言葉に元気づけられて目を開けると、山の向こうには美しい富士山が見えたのでした。

     

     

    数か月後。

    早乙女と佐藤は町中で会い、話をしています。

    薬害被害者のホームページの件で、なんと2億近い寄付金が集まっていたのでした。

    そして山の最後に勇気づけられた言葉が「生きろ」と言う事だったと佐藤に話した早乙女。

     

    そこに現れた宮田が、早乙女と佐藤が手をつないでいるのに気づきます。

    2人は付き合っていたのです。

    そして肩を組み合って笑顔を見せた3人。

    今回の事件の体験記の打ち合わせに向かうのでした。

     

    そして何故か最後は岩砕山の場面になります。

    木に立てかけられた血まみれのナタが2本。

    それが意味するものは一体。。。

     

    (完)

     

    モンキーピーク12巻(最終回)感想と考察

    とうとう最終回を迎えた「モンキーピーク」

    謎の魔猿の正体や、急に現れたり消えたりした猿の謎など、正直に言うと、全ての謎がすっきり解けた訳ではありません。

    しかしとりあえず早乙女達は助かって本当に良かったです。

     

    物語を思い返してみると、

    薬害を世の中に知らせようとした猿たち、
    自分なりの正義を最後まで貫き通した安斎、
    必死に生きようとした早乙女達。

    それほど悪い人たちはいなかったように感じました。

    あえて「悪人」と言うなら、薬害を己の利益のみで隠そうとした前社長や氷室でしょうか?

     

    とは言え、これで物語は終了しました。

    コミックでは後日談の話がもう少しあるので、興味ある人は見てみましょう 😉

    そしてまた、2019年の11月からは、なんと「モンキーピーク the Rock」が連載開始!!

    ↓↓↓↓↓

    この話との関連性等は分かりませんが、非常に楽しみでなりません。

     

    • URLをコピーしました!
    目 次