ハムラアキラ原作ネタバレ最終回!悪いうさぎZ③全ての謎が明らかに!

    ハムラアキラ原作ネタバレ

    ドラマ版も最終回・完結のハムラアキラ

    ハムラアキラシリーズの「悪いうさぎ」も、いよいよ「前哨戦再び」を残すのみです。

    終盤戦では二十八会が行っていた狩猟の内容が明らかになります。

    >>ハムラアキラ原作ネタバレ最終回「悪いうさぎZ②」衝撃!!悪いうさぎの意味とは

    そして晶は大黒に監禁されたミチルを発見し、彼女の代わりに「うさぎ」になりました。

    マスクを被せられて山道に放り出された晶は、暗闇との恐怖と戦いながらも逃げ続けます。

    相変わらず晶は不運続きでしたね。

    大黒に監禁されているミチルは無事救助されたのでしょうか。

    また、うさぎになった晶は逃げ切れたのでしょうか。

    それではラストである「前哨戦再び」のあらすじとネタバレを紹介します。

    目 次

    ハムラアキラ原作ネタバレ
    最終回「悪いうさぎZ③」

    晶とミチルの消息は?

    翌朝、日が昇ったころ晶は無事に救助されて、福島の病院に収容されました。

    そして、その3日後に東京へと戻ったのでした。

    かなりの距離のつもりが、晶が登った高さは500メートルほどだったようです。

    うさぎのマスクをかぶり、赤いアノラックを着て手を振る晶の姿は、救助隊が「孫子の代まで語り継ぐ」と言うほど衝撃的なものでした。

    野中は、晶が大黒に連れ去られた直後に別荘に到着していました。

    ところが、そのころにはミチルが晶の携帯電話で警察に連絡を入れていたのです。

    警察の到着に気付いた野中は、ミチルを床下収納庫に押し込んで隠しました。

    捜索は難航したものの、晶の携帯電話が鳴ったことで警察は無事にミチルを発見。

    別荘に戻り警察が来ていることに気が付いた大黒はすぐに逃亡したものの、数時間後、検問により逮捕されました。

    平義光の自供により、二十八会のメンバーは全員が警察に任意同行を求められました。

    彼らが獲物にマスクを使うようになったのは、マンハントに興味があった人物ですら実際に死体を見ると恐ろしく感じることからだったようです。

    最終的には滝沢喜代志以外全員が自供。

    最後に自供した大黒により、山の中に埋められていた、カナ、美和、身元不明の中年男性の遺体が発見されました。。。

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    報道から判明した、事件の詳細な内容

    柴田たちも忙しくなったことにより、晶は情報を報道から把握することになりました。

    最初にマンハントを言い出したのは野中。

    クマは、大黒が見つけてきたホームレス。

    ホームレスも、カナも、美和も、山の中を2日間逃げ切れば200万円もらえるという話を信じ込んでいたようです。

    彼女たちは、ゲームには実弾ではなくペイント弾が使用されると説明されていました。

    誰も自分が死ぬとは思っていなかったのです。

    綾子からカナについて聞かされていた野中は、カナが天涯孤独だと思い込んでいました。

    しかし友達への伝言を残してきたという言葉から、野中はカナの痕跡を消したのです。

    カナが姿を消しても探す人間などいない、と野中は考えていました。。

    そんな野中を追い詰めることになったのが、美和です。

    困った野中は、美和の父親も参加している安全なものだと美和をゲームに誘いました。

    父親が自分を殺すことになるとも知らず、美和はゲームに参加したのでした。

    ただし美和を殺したのが滝沢となったのが偶然かまでは分かりません。

    綾子が小島に殺された事件にも、やはり野中が関与していました。

    すべてが思惑通り展開したことから、野中は調子に乗り、亜寿美を追い詰めたのです。

    それが結果的に、晶を真相にたどりつかせることになったのです。

    滝沢喜代志は、亜寿美の遺骨を持ち帰った夜に猟銃で自殺していました。。

    そんな二十八会のメンバーについて、晶は「子供だ」と感じるのでした。。。

    [originalsc]

    解決していくすべての出来事

    東京に戻ったあと、晶は荷物をまとめ、山奥の温泉に滞在します。

    戻ってきた晶を出迎えたのは光浦でした。

    光浦は、ミチルから手紙を受け取ったようです。

    晶の入院先にも、ミチルは一度だけ顔を出していました。

    ミチルは現在、長野にいる貴美子の姉のところで暮らしているようです。

    なぜなら、父親の義光は起訴されて拘留中で、母親の貴美子が入院したからです。

    貴美子には退院のめどはたっていません。

    ミチルに手紙を書かなければと思いつつ、晶はそのままにしていました。

    郵便屋さんが来た、と、光浦は晶に小包を渡します。

    差出人はミチルでした。

    中に入っていたのは、うさぎの形をした常夜灯です。

    光浦が、晶が暗闇恐怖症になったと手紙で知らせていたためでした。

    部屋に戻った晶に、パチンコ店にいる長谷川から電話が。

    長谷川は、まず、牛島の件について話しだしました。

    結婚詐欺師である牛島は、何者かに襲われて晶を恨んでいました。

    そこで、自分で階段から落ち、晶にやられたと通報したのです。

    ところが晶は福島県内の病院にいたため、完璧なアリバイが成立していたのでした。

    晶を逆恨みしていた世良の祖母も、入院中に気弱になったようです。

    さらに長谷川は「村木が結婚する」と晶に告げたため、それを聞いた晶には、様々な感情が生じますが、あまり面白くは感じなかったようです。

    結婚祝いの相談に加えて、長谷川は新しい仕事を晶に依頼します。

    すると、迷うことなく晶はその仕事をうけるのでした。

    その後、食事を済ませた晶はミチルに金属が入った少し重い手紙を出しました。

    その日留守番電話を確認すると、みのりからの伝言が。

    まだ死んでいない、という内容でした。

    夜になり、ミチルからもらった常夜灯をセットして眠る晶でしたが、まだ暗闇が怖いことから、起き上がって部屋中の電気をつけ、寝直すのでした。。。

    ハムラアキラ原作ネタバレ最終回
    「悪いうさぎZ」の感想!

    晶と警察の調査により、二十八会の悪事が明るみに出て事件は解決です!

    しかしそれにより、ミチルは家族と離れることになりました。

    また娘を撃ち殺した滝沢も自殺しています。

    複数の人物が殺されたうえに、自殺者も多く出る事件となりましたね。

    最後で晶はミチルに「金属」が入った手紙を送りましたが、それが何なのかは不明です。

    ただ「ひとりになりたい」といった晶に、ミチルは合鍵を投げつけていました。

    もしかしたら、晶はミチルに、合鍵を送ってあげたのかもしれませんね。

    晶の暗闇恐怖症は、まだ治らないようです。

    2日間、死の恐怖と戦いながら暗闇にいたのですから無理もないことです。

    今後の調査に支障が出なければいいのですが。。。(;^_^A

    「悪いうさぎ」という題の意味が分かったとき、とてもすっきりした気分になりました。

    長編だけあって非常に読み応えのある小説でした。

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