毎回、壮絶なストーリー展開を見せるノンフィクションな漫画『不浄を拭うひと』。
『本当にあった笑える話Pinky』に掲載されているいまる。
今回は、『不浄を拭うひと』2巻のネタバレと感想です。
脱サラをして特殊清掃員になった山田。
亡くなった人のことを思いながら清掃をしていたことで、霊を連れてきてしまいます。
カサカサと異様な音が聞こえるようになった山田と妻。
もう、清掃中は淡々と事務的に作業をこなすように心がけると、その不気味な音は聞こえなくなるのでした。
「不浄を拭うひと」2巻のネタバレ
第3話
子どもの頃から霊感体質の山田。
一度は忘れていましたが、特殊清掃の仕事についてから思い出しました。
そんな山田は、霊に止められてしまい清掃ができなくなることがあります。
そういう時は
「神さんだのみ」。
神谷住職にお願いした山田は、さっそくおはらいをしてもらいます。
おはらいの効果は絶大。
しかし、住職のおはらいは目立ってしまい、近所の人の注目を集めてしまうのでした。
おはらいが終わり、部屋に入れるようになった山田がその部屋に赴くと、中はゴミと開けられていないダンボールがたくさんありました。
中身は女性用の下着。
しかも、すべてベージュ色。
亡くなったのは男性だったので、不思議に思う山田でした。
そして清掃をする中で、山田はあることに気づきます。
下着のサイズがかなり大きい・・・。
さらに大人のおもちゃとエッチなDVDが。
女装美熟女とかかれたタイトルを見て、察した山田。
(亡くなった男性は女装プレイをしていたのではないか?)
霊が山田を止めていたのは、女装プレイをしていた証拠を見られたくなかったから。
そう思う山田でした。
特殊清掃のしごとをしていると、亡くなった人がどういう生活をして、どういう最後を迎えたのかわかるという山田。
清掃は3日ほどで完了し、亡くなった男性の冥福を祈る山田なのでした。
第4話
ペアを組んで仕事をすることになった山田は、先輩の石橋さんと一緒に超高級有名ホテルに向かいます。
ホテルで仕事をする場合、チェックアウトの後から始まり、15時のチェックインまでという時間制限があります。
亡くなった人のことを依頼主に確認する山田。
その結果、亡くなったのは60代の男性だと知ります。
部屋は見晴らしのいいシングルルーム。
10日間近く使われた部屋ですが、キレイな状態でした。
亡くなった男性は、両方の手首をカッターナイフで切り、スーツで寝た状態で発見されたとのこと。
汚れていたのは血がついたカーペットだけ・・・。
「これなら指定の時間で終わります」
と石橋さんが説明します。
亡くなった人の使っていた部屋の家具はすべて廃棄しますが、部屋を出る時は私服でないといけません。
他のお客様に知られないようにするためです。
家具を出した後は、カーペットの張り替え作業。
消毒・消臭もおこない、新しいカーペットをしきつめます。
その後は、新しい家具を入れますが、この時も私服に着替え、他のお客様に知られないようにしないといけません。
迅速な行動が必要なので大変です。
予定通り、チェックイン前に作業は完了しました。
高級ホテルに泊まり、最期を迎えた男性。
「死ぬ前に見るものは全て美しかった」
と思いたかったのではないか・・・?
このように山田は、亡くなった人に思いをはせているのでした。
それから2週間後。
同じホテルから再び依頼されます。
(亡くなった人が呼んでしまったのか?)
そう思った山田でしたが、今回は別の部屋でした。
作業は2時間ほどで完了します。
こんな衝撃的な事件があっても、それを少しも感じさせない高級ホテル。
今日もまた、この清掃した部屋に誰かが泊まるのか、、と山田は思うのでした。
\ 漫画読むならBookLive!/
半額クーポンでお得に読もう
「不浄を拭うひと」2巻の感想
前回、清掃しようとして霊に止められてしまった山田。
住職のおはらいで無事作業をすることができました。
住職、すごいですね。
「霊がなぜ山田を止めていたのか」という伏線も回収されてとても面白かったです。
しかし
ホテルのエピソードは、別の意味で衝撃でした。
私達も何も知らずに(こういった事故部屋に)宿泊することもありうる、ということですよね。。?(;^_^A
そう考えるとゾッとしたお話でした。。