カーストヘヴン番外編のネタバレ!刈野の舌使いがヤバすぎる

    カーストヘヴンのネタバレと感想

    マガジンビーボーイ3月号に、カーストヘヴンのバレンタインケーキ&マカロンが発売されるにあたり、記念の番外編が掲載されていました。

    今回は、短いページ数でありながらも、ものすごい読み応え!

    早速ネタバレしていきます!

     

     

     

     

    目 次

    カーストへヴン番外編のネタバレ

    これはずっと前の、まだ梓がキングで刈野がワナビーだった頃のお話になっています。

    学校のソファに寝転がり、お腹にたくさんのチョコレートを載せた梓。
    そこに刈野が声を掛けます。

    「梓さん、それ全部もらったんですか」

    「18個もありますよ」

    キングである現在の刈野とは程遠い、ワナビーらしい卑屈さが出ていますね。

    梓を一生懸命持ち上げます。

     

    そんな刈野の言葉に、梓もまんざらではなさそう。

    しかしそこへ久世がやって来ます。

    ちょうど女子からチョコレートを渡されていて、それを見た梓は久世に、何個もらったのかと尋ねました。

     

    「20個くらいかな?」

    「へー」

    途端に、白けた表情になる梓。

    取り巻きである刈野は慌てて

    「梓さんに渡せてない子がいると思うんで、見てきます」

    と、久世を連れ出しました。

     

    実際のところ、梓はチョコレートの数などにそれほどこだわりはないのでしょう。

    誰もいなくなった部屋、そのソファで、いつしか眠りに落ちていきました。

     

    しばらくして戻った刈野。

    優しく梓に声を掛けます。

    「梓さん。貴方に特別なチョコ、持ってきました。食べてくださ

    それはとても紳士的で、優しい眼差しです。

     

    しかし梓は、僅かな意識はあるものの、完全に眠りから覚めることが出来ません。

    眠くて体が重いのです。

    そんな梓に、刈野は

    「しょうがないですね。食べさせてあげます」

    と、梓に口を開けるように言うと、持ってきたチョコレートケーキを指で掬い取りました。

    「お腹いっぱいになるまで、食べさせてあげます」

     

    言われるがまま、口を開く梓。

    その口に、刈野はチョコレートのついた指を差し込みます。

    柔らかな舌にたっぷりと唾液を纏わせ、刈野の指ごとチョコレートを味わう梓。

    そして、梓の口内をまるで犯すかのように指を出し入れさせる刈野。

     

    い、いやらしい……。

     

    溢れた唾液はチョコレートを纏い、梓の首筋や胸元を汚していきます。

    「こんなに汚して」

    刈野は舌を伸ばし、チョコレートと唾液で汚れた梓の体を、丁寧に舐めとります。

     

     

    眠気に支配されたままなのか、梓は時折目を開けるものの、そんな刈野のなすがままです。

    胸や腹を舐められて、時折びくびくと体を震わせます。

    梓の体を下から舐め上げた刈野の舌は、とうとう梓の顎まで辿り着き、

    そのまま、梓の唇へ……

    というところで、刈野の声が掛かり、梓は目を覚ましました。

    そこには、色気を滴らせて自分を舐めていた刈野ではなく、ワナビーとしての刈野が立っていました。

    その手にはチョコレートケーキではなく、先生からもらってきたというチョコレートを持っています。

    梓も刈野も服は乱れておらず、状況は刈野が久世と出て行ったときのままです。

     

    変な夢を見たと、梓は思ったでしょう。

    赤くなった顔を隠し、「お前にやる」と刈野がもらってきたチョコレートに手をつけることなく、部屋を出ました。

     

    すると、気がついた久世が梓に声を掛けます。

    「あれ、梓くん。シャツの裾にチョコレートついてるよ」

    言われた瞬間、梓は怪訝な顔をします。

    確かに、袖にはつけた憶えのないチョコレートが。

    それを見て、刈野はこっそりと、不敵な笑みを零すのでした。

     

     

    カーストヘヴン番外篇の感想!ヤバすぎだ~~

    いや~これはもう、緒方先生から読者へのバレンタインチョコだったんじゃないかと!

    そう思えるほど甘いお話しでした(*´艸`*)

     

    やはり、刈野は以前から梓を狙っていたのでしょうね。

    それが好意なのか、それとも別の何かなのかは置いておいて、刈野の梓への執着は、梓が思うよりもずっと強いものだと言えます。

     

    そして、普段は好き放題に梓を犯している刈野が、こうして梓にかしずくように愛撫しているところを見ると、すごく萌えました。

    キングとして節度ある(?)傍若無人さを見せる刈野ですが、こうしたスマートな姿が本来の彼のような気がします。

    そもそも政治家の嫡男なのですから、厳しい躾のもとで育っているはずですしね。

     

    そして梓も、根っこの方に優しさを、そして隠れた漢気をもつ学生です。

    いつもは一匹オオカミですが、刈野の言うことに素直に従っているところは、とても可愛らしく、胸がドキドキしてしまいました。

     

    こんな二人の姿を、本編でも見たい!

    もう、何度でも繰り返し読みたい。

    そんな素敵な番外編でした。

     

     

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